医療ツーリズム保証保険

この保険がどのような目的で提供されているのか、またどのようなメリットがあるのか疑問に思われるかもしれません。
これは、医療ツーリズムのためにトルコを訪れる外国人患者様向けに開発された初の健康保険制度です。
手術後の合併症に伴う費用をカバーすることができ、外国人患者様や海外在住のトルコ人患者様に合併症が生じ、再手術が必要となった場合でも、この保険によって医療リスクがしっかりとカバーされます。
Demir Health and Life Insurance社との提携により、合併症によって発生する追加費用について心配する必要はありません。
脚延長手術後の合併症リスクに対して、安心の補償をご提供いたします。
保険契約の補償内容には何が含まれていますか?
保険契約の補償内容
・トルコでの術後合併症に対する治療補償
脚延長手術後に合併症が発生した場合、再手術、診断のための検査、および必要な薬の費用が補償されます。
・航空券の補償
術後に帰国した患者が合併症のため再びトルコへ渡航しなければならない場合、エコノミークラスの航空券が補償に含まれます。
・滞在費の補償
合併症が発生した際、入院期間を除く宿泊費も補償限度内でカバーされます。
・患者の母国での治療補償
術後に帰国した患者がトルコに戻らずに母国で治療を受ける場合、その医療費も補償の対象となります。
・付き添い者の費用補償
患者に同行する1名分の宿泊費および交通費が補償されます。
・旅行保険補償
交通費に加え、**必要な医療相談や救急搬送(救急車)**の費用も補償に含まれます。
・法的保護および書類サポート
必要に応じて、法的相談・パスポートの再発行・滞在書類の補助なども保険の対象となります。患者の滞在中に発生する法的なトラブルへの対応費用も含まれます。
保険料
脚延長手術を受ける患者様向けの医療ツーリズム保険の料金は500ドルです。
保険の補償限度額および免責事項については、以下の表で詳細にご確認いただけます。
免責限度額までは患者様の自己負担となり、それを超える金額は保険会社によって補償されます。
たとえば、手術後に帰国した後で合併症が発生し、母国の医師では対応できず、再びトルコで治療を受ける必要があるとします。仮に1週間滞在し、宿泊費が1,200TLだった場合、この金額は為替換算後も免責金額の上限を下回るため、費用はすべて患者様のご負担となります。
一方で、総額が免責額と補償上限の間に収まる場合、たとえば200ユーロまでは患者様が負担し、それを超える金額は保険によって補償されます。

保険契約の補償内容には何が含まれていますか?
脚延長手術に直接関係のない薬剤費、術後に必要となる可能性のあるリハビリ・理学療法費(幹細胞療法、水治療法、フラクショナルレーザー療法、電気療法など)は補完的治療とみなされ、健康保険の補償対象外となります。これらの治療が必要な場合は、患者様ご自身で費用をご負担いただきます。ただし、当院の宿泊パッケージをご利用の場合は、水治療法が追加サービスとして提供されます。宿泊パッケージの詳細は、こちらをご覧ください。
手術に関係のない補助的な治療(点滴、血糖や血圧の調整を目的とした薬剤など)および追加検査は補償対象外です。
医師の診断書により宿泊が「任意」と判断された場合、その宿泊費は保険の補償対象外です。
入院中に同行者が滞在する場合、その宿泊費も補償に含まれません。
上記の項目は、保険契約の補償対象には含まれておりません。
合併症が保険で補償されるかどうかを判断するために、患者様は必要書類をすべて保険会社へ提出する必要があります。保険会社は、書類受領後10日以内に補償の可否を審査します。
このプロセスの詳細は「よくある質問」ページをご覧ください。
より詳しい情報は、FAQまたは当院の患者コンサルタントにお問い合わせください。
よくある質問
よくある質問(医療ツーリズム保険に関する)
1. 保険の有効期間はどのくらいですか?
患者様の書類が保険会社に送付された日から保険が有効となり、そこから6か月間有効です。手術後7日目から6か月終了日までの合併症が補償対象となります。
2. 誰がこの保険の対象になりますか?
5歳から75歳までの患者様が対象です。
3. 保険証券はどのように作成されますか?
患者様のパスポート番号に基づいて作成されます。
4. 合併症に関する費用が保険で補償されるかどうかはどのように判断されますか?
すべての請求書と合併症の詳細を記載した医師の報告書を保険会社に提出します。その後10日以内に保険会社が審査を行い、免責額と補償上限の間にある費用が補償対象と判断された場合、金額が患者様のクレジットカードまたは銀行口座に振り込まれます。
5. 患者は保険会社の判断を待たずに治療を受けることができますか?
はい、患者様は治療を受けることができます。最初は自己負担となりますが、合併症が補償対象と判断された場合、同額が後日クレジットカードまたは銀行口座に返金されます。
6. 脚延長手術後にどのような合併症が発生する可能性がありますか?
まれですが、ピンの緩みのような軽度なものから、骨癒合不全のような重度のものまであります。当院の医師は脚延長とその合併症の治療に精通しています。詳細については「リスクと合併症」ページをご参照ください。
7. 保険申請のために患者が提出すべき書類は何ですか?
医療機関が患者の書類を保険会社へ提出することを許可する署名入りの依頼書
最初の手術に関する報告書
合併症に関する患者の署名済み同意書
合併症の発生日時、症状等を記載した患者の説明書
合併症に関する治療報告書や手術報告書(ある場合)
医療施設、宿泊施設、交通機関の原本領収書、航空券の目的地と日付が記載された書類
トルコ入国日が確認できるスタンプ付きパスポートページのコピーと本人確認書類
保険証券番号
8. 契約は患者の希望で解約でき、保険料は返金されますか?
特定の条件下で、患者の要請により契約の解約と返金が可能です。ただし、契約発効日から解約申請日までの間にトルコで医療行為を一切受けていないことが条件です。そうでない場合、解約はできません。
9. 母国で治療を受けた場合の支払いはどのように行われますか?
患者は医療報告書、領収書、および銀行情報(SWIFTコード、IBANなど)を郵送で保険会社に送付します。保険会社は10日以内に書類を審査し、条件が満たされていれば患者の銀行口座へ支払います。
※提出書類はすべて公証人による認証および英語への翻訳が必要であり、原本と翻訳済みの書類を郵送する必要があります。